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SOAR 望遠鏡 () は、近代的な口径4.1 mの近赤外線観測用の望遠鏡で、チリのセロ・トロロ汎米天文台の標高2738mの地点に設置されている。ブラジルとチリとミシガン州立大学の共同で2003年に設立された。 望遠鏡の視野角は波長0.5μmにおいて0.7秒角である。複数の観測装置をナスミス焦点とカセグレン焦点に設置できる。 2007年9月現在の観測装置 * UV–光学 16百万画素撮像装置 (SOI, CTIO) * 近赤外線(波長1–2.4 μm)1百万画素HgCdTe撮像装置と分光計(OSIRIS、オハイオ州立大学/CTIO) 2008から2009にかけて追加予定の観測装置 * UV–光学 16百万画素撮像素子と分光計 (Goodman Spectrograph, UNC) * 近赤外線(波長1–2.4 μm)16百万画素 HgCdTe 撮像素子 (SPARTAN, MSU) * 近赤外線(波長1–5 μm)1百万画素高分解能分光計 (Phoenix, NOAO) * 補償光学装置 (SAM, CTIO) * UV–光学 16百万画素内蔵型分光計(SIFS、ブラジル) アメリカ合衆国の天文学者達はアビリン・ネットワークにより望遠鏡を遠隔操作する。チリとブラジルの天文学者は彼らの高速回線を使用する。現地の運用者は観測装置の制御とデータを収集する。 == 関連項目 == * 世界の大規模反射望遠鏡一覧 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SOAR 望遠鏡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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